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ご挨拶

当店は1914年(大正3)に創業、今年で101周年を迎えた小物印刷の「メイシ五分間」というお店です。

開業以来、活版印刷一筋で通してきましたが20年前より、印刷業者専用の組版システムを導入、レーザープリンターにかけ、オフセット印刷も行っています。

 現在では誰もがパソコンで印刷が可能になり、ソフトやプリンター、スキャナーさえあれば素人の方でも簡単に自由に自分のメイシやコピー、あるいは会社のメイシが作れる時代になっています。


しかしメイシというものは決して他人が代用できるものではありません。その使い手の人だけで全ての人生を左右する、たった一枚のメイシが会社(自分)を表現し、使う人の人格を表す・・・たった一枚のメイシで何千万円の商談が成立したり、仕事が舞い込んだりということが在りうるかもしれません・・・。

 そう思えば、たった一枚のメイシもおろそかには出来ない代物かもしれません。
大事に扱って、丁寧に扱って人に渡す・・・そんな「新しい世界への扉」といった感じの名刺を作ってみませんか?

 デジタル処理されたモノより、当店のモットーでもある「アナログ的雰囲気を放った味のあるメイシ」を大事に大切に扱っていただきたいということで辿りついたのが、伝統の和紙作りに携わっている人が漉いて下さった和紙名刺に昔ながらの活版印刷を施す技術です。

活字本来の持つ「力強さ/重み/風格/オリジナル感」等・・・何とも言い表せないインパクトのある活版印刷の名刺はパソコンでの印刷では出せない「味」として様々な方々から定評があります。

例えば初対面の人と名刺交換をする時、相手の人から名刺を頂いても自分には手持ちがなく、恥かしい場面を経験された方は多数いらっしゃると思います。そういう時、手持ちの名刺サイズの和紙に携帯の筆で名前と住所をサラサラと書くというような粋な方は別として、手漉き和紙に活字で印刷された名刺をそっと出す・・・と、いうのは如何でしょうか?

 自分で選んだ和紙に、好みの文字(書体)をつかって印刷された自分だけの名刺を是非使っていただきたいものです。会社名や肩書きを使わなくてよい人に渡す、同趣味の人に渡す、又、お誕生日やお祝いの年(還暦、喜寿、等)のプレゼントに・・・。

 書体は「新楷書体」「旧楷書」「明朝体」「新宋朝体」「旧宋朝体」「ゴシック体」等、文字のサイズは活字なので書体にもよりますが、各種取り揃えてございます。その他、自分で手書きされたお名前(文字)を樹脂版に仕上げ、活版印刷をすることも取り扱っております。

当店はあくまで印刷は活版印刷にこだわります。会社名や肩書きを入れない名刺を薦めてきましたが、会社名、肩書きを入れるのもかまいません。文字を沢山入れ過ぎないのが和紙名刺を引き立て、仕上がりも綺麗です。是非一度お試し下さい。

ー メイシ5分間 店主 -

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